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海外展開を始める前に整理したい4つのこと

海外展開を考え始めたとき、最初に国や商品を決める必要はありません。 大切なのは、自社が何を実現したいのかを整理し、実行に必要な条件を見えるようにすることです。ここでは、海外展開を始める前に確認したい4つの項目を紹介します。

1. 海外で何を届けたいのか

最初に整理するのは、海外で販売したい商品や提供したいサービスです。 国内で評価されている商品でも、海外では価格、仕様、表示、使われ方が異なる場合があります。商品の特長をそのまま並べるのではなく、誰のどの課題を解決するのかを言葉にすると、販売先や伝え方を検討しやすくなります。 「自社の強みは何か」「海外の顧客にとって、どの点に価値があるのか」を、社内で共有できる形にまとめます。

2. 誰に届けるのか

次に、顧客像を具体化します。 国名だけを決めても、販売先は見えてきません。現地の消費者なのか、企業なのか、販売代理店なのかによって、必要な情報、契約、価格、物流の考え方が変わります。 候補となる顧客の業種、規模、購入の決定者、現在の取引関係を整理します。既存の取引先や紹介先を起点にするのか、新しい販売代理店を探すのかも、この段階で確認しておきたい項目です。

3. 現地で誰が動くのか

海外展開は、商品を送るだけでは完了しません。 現地での営業、契約、納品、代金回収、問い合わせ対応を誰が担当するのかを決める必要があります。社内の担当者が対応するのか、現地パートナーと組むのか、業務の一部を外部へ委託するのかによって、準備する体制と費用は変わります。 候補先が見つかった場合も、契約条件、役割分担、品質基準、問題が起きた場合の対応を事前に確認します。相手先の情報を調べないまま、販売や出資の話を進めることは避けなければなりません。

4. いつまでに、どこまで試すのか

最後に、期限と検証方法を決めます。 最初から大きな投資を行うのではなく、対象商品、販売先、期間、予算を限定して試す方法もあります。何件の商談を行うのか、どの程度の注文があれば継続するのか、どの時点で計画を見直すのかを決めておくと、結果を冷静に判断できます。 海外展開では、為替、物流、法規制、商習慣など、国内とは異なる条件が加わります。予想外の費用や遅れが出た場合に、計画を止めるのか、条件を変えて続けるのかも、あらかじめ考えておきます。

情報収集の段階と実行の段階を分ける

海外展開を始める前は、公的機関の相談窓口や専門機関を利用して情報を集める方法があります。市場や制度を調べ、候補先を洗い出す段階と、契約交渉や物流、現地での販売を進める段階では、必要な支援が異なります。 マイクロメディアジャパン株式会社は、福岡を拠点に、海外市場への販路開拓、現地での販売代理、契約や物流を含む実行支援についてご相談を承っています。対応できる範囲は業種、商品、国、現在の体制によって変わるため、まず現状と課題を確認したうえで支援内容を検討します。 海外展開の計画がまだ固まっていなくても、4つの項目を書き出すことで、次に確認すべきことが見えてきます。整理した内容をもとに、必要な支援と進め方を検討してください。 海外事業展開に関するご相談は、お問い合わせフォームからお寄せください。